a と the ( 不定冠詞 と 定冠詞 )
This is a pen.
由緒正しき、かの有名な「ディス・イズ・ア・ペン」 です。
そう。私たちは既に、この段階で出会っているのです、日本語話者は苦手とされる、
「 a と the ( 不定冠詞 と 定冠詞 ) 」問題に。
ところでこの問題は、古代ギリシャ哲学のプラトンの頃には既に、"イデア"という概念で議論されていたそうで・・・。
なるほど英語学習者が苦労するのは ちっともおかしくない!と、自分を労いましょう!
では、a ではなくて the にすると、どう違うのでしょう?
This is the pen.
感覚的に、どうですか?
あ。ちょっとアレですけど・・・、
ピコ太郎さんが歌ってらしたあの歌で、( 動画を確認すると、実際にペンは持たれてなく "エア" ですけど、)
仮に、動画内で実際に「アポーペン」を持っておられたとします。
そしてまさにその「アポーペン」実物が、あなたの目の前にあるとします。
それをお友達やご家族に説明する時に、はたまた『なんでも鑑定団』に出演して説明する時に、こう言うのです。
「This is the pen ! 」
これは "その" ペンです。
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最初に話を持ち出す時は、" a "
一旦話題に出てきて、双方に「あ、あれね」と共通認識ができたものは、 " the "
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「 a と the ( 不定冠詞 と 定冠詞 ) 」は体得するもので、
"文法の問題" というより、” 意識の共通性 " が鍵だと思います。
ちょっと応用編。大好きなあの兄妹の会話で流れをまとめます。
T「 Pikotaro, he sings. He has a pen. 」
N「um, um」
T「 Look, this is the pen !」
N「ummmm !! 」
T「ピコ太郎がね、歌うんだ。彼はペンを持ってるんだ。」
N「うん、うん」
T「見て!これが ”その” ペンなんだ!」
N「おおお〜!!」
。。。登場人物が増えて、よくわからなくなってしまったかもしれませんが、今回は感覚が伝わっていれば嬉しいです。
そう、英語はもっと、感覚で習得するとよいと思うのです〜。