英語にはいつものフレーズがなくて困る?
「お世話になります」
「よろしくお願いいたします」
英語にはないフレーズで困ったなぁ、と思われる代表格でしょうか。
英語はもっと具体的に表現するから、などと言われますよね。
ですが今日は、そんな英語にも、日本語的なこんな表現がありますよ!というお話です。
お土産など、お気遣いを頂いた時のあの一言、
「あら よかったのに〜!」
です。
奥ゆかしいこの表現が英語でもできるんですよ〜!笑
それはこちら!
Oh, you should't have !
発音のポイントは「シュ」を一番大きく、「have」を長めに言うと良いです♪
「オォ、ユゥ シュドゥン ターヴ!」
少し解説すると、
You shouldn't have ( done it ).
( ) の中は、( done it ) ( bought it ) ( brought it ) などでしょうか、する / 買う / 持ってくる などの過去分詞が省略されています。
直訳すると、「あなたは すべきではなかった。」
一見、現在形のように見えますが、「何かを頂いたばっかり」の時点なので、” 過去分詞 ” を使います。
サザエさんのキャラクターで場面を想像してみましょう。
例1)
お軽さん「先日は美味しい林檎をありがとうございました。このケーキ、美味しいからどうぞ。」
フネさん「Oh, you shouldn't have !」
例2)
タイコさん「先日はカツオくんにイクラを見てて頂いて助かりました。よかったらプリン、皆さんで召し上がってください。」
サザエさん「Oh, you shouldn't have ! 」
カツオ「姉さん、そんなこと言って、嬉しいくせに〜」
実はこのカツオの指摘が割とポイントです。
「You shouldn't have ( done it ) ! あなたは すべきではなかった。」なんて、真顔で言われると、一瞬「え?だめだったの?プリン嫌いだった?!」と思ってしまうかもしれません。ですが、ここはもちろん遠慮や謙遜が込められていて、「気を遣ってくれなくてよかったのに〜!」という、お気持ちを喜んでの表現です。
ところで、サザエさんの登場人物を公式HPで確認したのですが、サザエさん一家にはタマが載っていましたが、伊佐坂家にはワンちゃんが載っていませんでした。居ましたよね?ハチ・・・。
ハチを掲載しない事にしたですって?! とか、詐欺メールに返信してしまった、などは本気の「 You shouldn't have ! 」ですので、ご注意ください。