あ な た を 愛 す る 英 会 話

自然に、楽しく♪

主語

日本語では主語を省いて話すことが多いですよね。

 

「(私は)今、家(に居る)」

とか、

「(あなたは)お昼(に)何(を)食べた?」

とか。

 

日常会話では、色々省きますよね。

 

英語などヨーロッパ諸語は、たいてい主語をはっきりさせます。

主語を言わなくても、動詞を聞けば、何人称かわかる言語もあります。

 

私はこれが、アイデンティティ形成に、大きく影響を及ぼしていると考えています。

 

[ 誰が、何をするのか。]

 

責任の所在などの大事ではない普段の会話では、その「誰」を強く意識はしていないかもしれませんが、刷り込みというか、潜在意識にはじわじわ効いていると思います。

 

例えば、積極性、イニシアティヴ( initiative )を取るのが苦手とか。

 

所謂 ”同調文化” なるものは、主語を省く事で自・他の線引きが曖昧になる事による部分も、小さくないのではないかと思うのです。

 

一方で、一体感や連帯感を感じやすいのかもしれませんね。

 

ともすると言語の習得は「学問」のようにとらわれがちですが、言語 / 言葉が「文化」である事を、感じます。

 

 

 

「変わりたい」と思っているあなたへ

誰しも抱く漠然とした不安や、メディアやSNSの影響でしょうか。

「自分を変えないといけない」と思い悩んでいる方が多いようです。

 

英会話や習い事を始めるきっかけになったりして、良い方へ作用する時は良いですが、なかなかきっかけがつかめず、ただずっと悶々と抱えてしまうと辛いだろうな、と思います。

 

実はこの「変わる」「変える」という言葉が、なんとなくあなたを怖がらせているのではないかと思うのです。

言葉や発想を置き換えてみたらどうかな、と思うのですが、どうでしょうか?

 

何かを始めてみる。反対に、何かを止めてみる。

何かを取り入れてみる。反対に、何かを捨ててみる。

 

小さいアクションの積み重ねが、後から振り返って「変わったな」になっていると良いのではないでしょうか。

意気込んで決めてから行動する、というのではなく、自然にやってしまって、後から意味付けをする。

 

前回の、やる気は出さなくていいらしい、の話とちょっと似ているかもしれません。

やる気を出す? - あ な た を 愛 す る 英 会 話

 

変化する事は万物の理ですから、抗いようなく そうですし、抗うと余計苦しいものだろうと私は思います。

 

放っておいても、3ヶ月後のあなたは、新陳代謝で細胞がずいぶん変わってますから、同じようで今のあなたとは別人とも言えます。

 

自分を不必要に否定せず、ありのままをまずは誉めて、真の意味で 自己肯定 をしてあげると、案外「やってみようかな」は湧いてくるみたいです。

毎日寝て起きて、献立を考えるだけで、大変な作業です。

実は既に結構頑張っているのに、まだここがダメ、足りない、変わらなきゃ、と鞭を打ち続けられと、そりゃもう 一歩も動きたくなくなりますね (;_;)

 

英語だと、Not again… とか Enough ! といったところでしょうか。

うんざりした時などに使えます。

 

ちょっと、私の英会話レッスンの様子をお話しします。

 

「始める前は、下手な発音で中学英語も分かってなくて、バカじゃないかと思われそうで不安だった。」

何度か打ち明けて頂いたお声なので、もしかしてそれでせっかくの機会を足踏みされている方が他にもいらっしゃるのかもしれないな、と思いました。

 

そんな事思いません。

 

『爆笑英会話』に名称を改めては?と言われるくらい、レッスン中はいろんな会話で一緒に笑っています。勿論、ずっと笑い続けているというわけじゃないですよ。そりゃ、笑わない回もあると思います。(← ハードルを上げたようで、ちょっとドキドキしている。)

そして勿論、笑って、学んでいます。

何度間違えても、怒りません。

宿題しなくても、怒りません。

どうしても叱られたい、という方は、事前のヒアリング時にリクエストをいただければ、まあそのようにできるか考えてはみます。。

 

折好く、今月(2021年11月)は「変容」の星周りなんですって。

あなたの背中をそっと押してくれたり、一歩前へ進んだり、そんな事もあるかもしれませんね^^

 

もし、気になられている方は、気が向かれたらご連絡くださいませ。詳細のpdfをお送り致します♪

loiseaulangue@gmail.com

(ブログ プロフィールのページにも載せています。詐欺や勧誘の方はご遠慮ください。)

lovelearnenglish.hatenablog.com

 

「詳細はこちら」は、英語だと Find out more とか Learn more なんて言います。

 

私も、今日はこうして、いつもとちょっと違うことをしてみました。

 

 

 

 

やる気を出す?

今日は気が乗らないなあ、とか、これからあれをしなきゃいけないけど、まだもうちょっとしたくないなぁ、とか、ありますね。寒くなってきましたし。

 

脳科学的には「やる気を出す」必要って、ないんですって!

 

ただ、始める。

すぐ始める。

「えっと、ご飯食べて、歯を磨いて、PC開いて。。。」

とかじゃなくて、もう、すぐ始めてしまう。

 

一旦始めてしまえば、そのようになる、という事です。

 

私の話になりますが、ブログを始める際に「ネタはあるんだろうか・・・」と思いましたが、始めてみると、「そうだ、これが何かのお役に立つかもしれない」と思ったり、実際に書き始めると「ああこれも」と、筆が進みます。

 

脳ってすごいですね!

ちゃんとその行動に合わせて、動いてくれます。

 

考え始めてしまう前に、とにかく「えいや!」の一歩 ^^b

 

 

「ユニーク と Unique」の補足

前回のブログを読んでくださった方で、

それじゃ「変わってる」みたいな言葉って、どう言うの?

と思われた方も居られるかもしれませんので、今回はそのあたりを、2つの単語を例にお話ししようかと思います。

 

前回ブログはこちら:

ユニーク と Unique - あ な た を 愛 す る 英 会 話

 

日本語での「あの人はユニークよね」は、どうでしょう、少しネガティヴなニュアンスがある印象でしょうか。所謂 同調圧力下にあるような、自分達とは違う点がある、的な。その場合は 1つ目、eccentric(エキセントリック)かな、と思います。「(行動とか習慣、服装などが)一風変わった」といった感じです。

例:

She's a bit eccentric. 

「彼女はちょっと個性的よね。」的なニュアンス。

 

 

二つ目、character(キャラクター)は、ポジティヴな印象があります。

例:

You have a character.

「君には個性があるよ。」映画のオーディションに行って、監督に言われた「君には光る何かがある。」的な一言でもおかしくありません。

もっと日常で、例えば You have a character なので、こんなお洋服も着こなせそうですね、というシーンでも使えます。

 

He's a real character.

「彼はまったく大したやつだよ ╮(´・ᴗ・` )╭ 」 映画の吹き替え版で聞きそうですね。

 

このように、character は [ 特性や特徴、個性や魅力 ] といった意味を持っています。

でも a suspicious character は 不審人物 となってしまいますから、素行と使い方には気をつけましょう。

|ू・ω・` )

 

あれ? そんなこと言って、Am I eccentric ??  やっだぁ〜。そうかも〜。(๑>؂•̀๑)テヘペロ~

でもそもそも、 We are all unique. ですから。あまり周りや実態のない"世間" に合わせよう 当てはめよう と、無理しなくても良いのだと思います。

 

ユニーク と Unique

日本語で「あなたはユニークですね」と言われると、たじろいでしまう方もおられるかもしれません。

でも、実のところは誰もが "ユニーク" です。

 

過去のブログでチラッと触れました。

きれいな発音って? - あ な た を 愛 す る 英 会 話

 

英語の unique の意味するところは、[ 他に類を見ない、唯一の、固有の ] といったものです。

日本語で思い浮かべる「変わってる」とは意味も印象も違います。

人気グループのかの歌『世界に一つだけの花』のメッセージするところと同じです。

 

例:

Everyone is unique.  人は皆それぞれ違う。

She has a unique experience.  彼女は類まれな経験を有します。

Fingerprints are unique.   指紋に同じものは二つとありません。

Unique identification number  固有の識別番号

 

 

所謂 和製英語 の罠、とでも言いましょうか、この手の単語は「調べなくてもこういう意味だろう」と思い込んでしまう節があるので、かえって誤解が生じやすいかもしれません。

 

" unique identification number  固有の識別番号" と言われてもピンときませんが、実は身の回りにたくさんあって、例えば電話番号やマイナンバーなどもそれです。

" unique " は人にのみ使われるわけではなくて、こうして身近な IT など情報機器にはつきものです。

 

英語での " You are unique. " は、むしろ愛ある強いメッセージで、あなたを疎外するものではありません。

少しでもニュアンスが伝わっていれば嬉しいです^^

 

 

本当にノラない時は、しない。

ドラマで高校生がこんな事を打ち明けていました。

 

「僕、不登校だったんです。でもきっかけは大した事じゃなくて。はじめは風邪で休んで、そのまま、ずるずる・・・。そんな自分を変えたくて。」

 

あー、あるよな〜、と思いました。

 

 

私は学校に通うのが苦手でした。

 

毎日コツコツ、決めた / 決められた 量をこなす。

いいですよね〜。

コミットしてますね。

順調で、デキる感じしますよねー。

 

。。。でも私、できないんですよー、これが。

計画性とかなくて、気分屋というか、ノッてないと、ちっともだめで。

 

「アーティスト気質なのね」と、優しい言葉で言い換えてあげようと思います。

 

聞いた話によると、脳は話者(自分 or 他者)を区別せず、自分に向けられている言葉だと理解するそうです。

日本では古くから ” 言霊 ” と言いますが、発する言葉は勿論、見聞きするものにも気をつけたいですね。

 

 

それで、私の場合、なのかもしれませんが、本当にノッってない時、というのは、悪足掻きしない事にしています。

 

同じ文章や問題でも、どうしても間違える、見返してもちっとも頭に入らない。

事務作業なら、データがうまくまとまらない、関数を間違える。

料理をする時に、手順を間違ったり。

そんな時は、能力が劣っているわけではないのです。

 

それは単に、疲れてる、タイミングが悪かった、それだけです。

 

後日改めて見ると、「あれ?なんでこれが分からなかったんだろう。。。」となると思います。

 

それで、また改めて見て分からない問題がある時は、誰かの力を借りるとスムースです。

 

そんな時、私がお力になれればとても嬉しいな、と思います。

 

 

自分との対話って大事ですね。

疲れてる時は、恐れず休む。

ちゃんと休まれば、すいすい〜っと、ぱぱっとこなせますよ、きっと^^

 

人生とか目標達成って、何かをしていれば常に右肩上がり、ではないんですよね、これが。

 

毎日決めた量をこなすだけが、目標達成への道というわけではなさそうです。

余白の部分を信じる事も、大事だなと思います。

 

 

きれいな発音って?

英語を話すのは、アメリカ人やイギリス人。

そんなイメージは、未だに多いのかもしれません。

 

実際のビジネス現場では、さまざまなエスニシティの人々が、英語で会話をします。

そこでは「きれいな英語」とか「ネイティヴ スピーカー」という概念は、もはやほとんど意味をなしません。

本当に重要なのは、その人が伝えたい内容や、自分が伝えている事をこの人はきちんと伝達してくれるのか、それに尽きます。

 

たいてい発音について意見したり厳しめなのは、母国語を同じくする者同士、または同じコミュニティ内( 職場や学校 )の人です。

そんな了見の狭い世界の人達は放っておいて、「ネイティヴのように話せない」「発音に自信がない」という囚われた気持ちから、どうぞご自身を解放してあげてください。

その先にある、コミュニケーションの本来の喜びが広がっています。

 

それを前提として、私は 音楽性 について触れたいと思います。

 

好みの音楽でもそうですが、自分にとって心地良い音楽は、波長が合っているものなんでしょうね。

人の声も、話し方も、同じように思いませんか?耳触りの良さ、聞き取り易さ、テンポや間。

 

単語と単語が重なる時に、一語ずつ読むと、つっかかったり、発しにくいなあ、めんどくさいから さらっと言ってしまいたいなあ、と思う事があるかと思います。

そういう時は大抵、カタカナ読みをしていたり、その文章の中で、どこに山を持ってくるかわからない時です。

勿論何にでも例外は存在しますが、その言語のリズムで発すると、案外お口は楽になるものです。

宜しければ、下の例を声に出して読んでみてください。

 

例: one of a kind   >>   One_of_a Kind    >>    ノヴァ インド

 

楽器の演奏経験がある方にはより伝わり易いかもしれませんが、リズムや抑揚、強弱をつける、という点が、楽譜と似ていませんか?

上記の例だと、「_ 」のところがスラー、「ワ」と「カ」の部分にアクセントがついています。

 

日本語は、割と淡々と強弱なしに話しますが、英語はこのスラーと強弱が多いと思います。

英語 ( British English ) は更にこの傾向が強く、のばすところはしっかりのばします。会話の中に、二分音符が入る感じです。私個人的には、これがとても心地良く感じます。

 

かつて人は、歌や踊り、絵で物語を伝えていました。

荒々しい言葉の傾向が強いですが、ラップのような韻を踏む言葉重視の音楽は興味深いものです。即興ですから、韻や型にはまらないリズムがマッチする時は、それはうっとり、卓越した感性とテクニックで、現代版 しかも英語の 歌会 といったところでしょうか。原点回帰のようにも思います。

私は恥ずかしながらエミネムくらいしか知らないのですが 、ラップにも様々な派生系があるみたいですね。言霊を信じる私は、和やかなラップがあればいいなぁ、と思うのですが、どなたかご存知でしたら教えてください。

 

今回のまとめ ( Wrap up ! ) :

  • 慌てて話さなくて大丈夫
  • カタカナの読み方を頭の中から捨て、英語のリズムに乗って話す事
  • プライオリティを理解している事
    (このメッセージを相手に伝えるのだ!  例:ありがとうとお礼の気持ちを伝えたい。商談で商品の特徴だけは伝わって欲しい。等 )

これら3点に留意すると、随分と楽に話せるのではないかと思います。

 

おまけ:

エスニシティ = ethnicity

one of a kind = unique   他に類を見ない、唯一の